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CLAN POST

2025.04.11

CLAN Interview Vol,4 新卒からフリーランスボードゲームクリエイター ─ スイタ氏の挑戦

404 Not Foundはオープンから半年ほど経ち、様々な取り組みが展開されている。
そんな中、本施設にはCLANという会員制度がある。CLANは、ゲームでグループを作る時、同じ仲間を表している。

一番簡単に説明すると
あそび仲間である。
不定期ではあるが、CLANにインタビューをしています。

第4弾は、ボードゲームクリエイターのスイタ氏。
404 Storeでも人気ボードゲーム【ぽらにめあん】の産みの親である。

スイタ氏は、THE ゲーム好きという匂いのしないゲームクリエイターだなと思っているので、その辺りの理由を探れると良いなと思っている。

漫画家志望からボドゲクリエイターへの転身

今回、CLANのインタビューでお話を伺ったのは、ボードゲームクリエイターとして活躍するスイタ氏。名前の由来は、大阪府の吹田市出身ということでスイタ氏と名付けたとのこと。

大学時代に漫画家を目指しながらも、働きたい企業がボードゲームを作っているというきっかけから大学3年生の時に、ゲーム制作の道へと進む。

大学時代の漫画作品

そして、驚きの行動力だと感じたのは、在学中にクラウドファンディングを活用して自身のボードゲームを商品化。

学生時代クラウドファンディングで作成したゲーム

その成功体験が転機となり、新卒での企業での就職を選ばず、すぐにフリーランスとして独立する決意をして、現在4期目となる。

【ぽらにめあん】はマンガの画力を活かし、全ての要素を自身で作りきった意欲作だ。

【ぽらにめあん】商品

ボートゲームクリエイターとしてフリーランスでの挑戦と成長

スイタ氏は、ボードゲームの制作・販売を軸に活動を展開。

自身で開発したゲームを販売するだけでなく、企業や団体からの依頼でオリジナルゲームを制作したり、企業研修やチームビルディングのためのゲーム開発にも携わっている。

また、ボードゲームを用いた教育プログラムや、謎解きイベントの企画・運営にも関わり、その活動は多岐にわたる。

特に特徴的なのは、ビジネス的な視点を持ちながら、ボードゲームを単なる趣味の領域に留めず、幅広い市場に展開している点です。他のボードゲームデザイナーとは異なる、より実践的かつ戦略的なアプローチをとっている。


(上写真)横瀬町役場さんでチームビルディング研修を行った際の写真


(上写真)常葉町さんでのワークショップでの様子

ボードゲームを通じたグローバル展開活動

当初は手段として選んだ側面が強かったボードゲーム制作でしたが、現在は「世界中の人が楽しめるゲームを作りたい」という強い思いへと変化。

国内外の展示会に積極的に参加し、ゲームを通じた国際的な交流を深めている。

上写真)『インカの黄金』『あやつり人形』の作者ブルーノ フェイ ドゥッ ティさんと


海外の活動


海外の活動

(上写真)東武百貨店池袋店さんでの出展イベントの様子

また、ボードゲームを通じたコミュニケーションの促進に関心を持ち、世代や国籍を超えて楽しめるゲーム作りに注力。

例えば、視覚や言語の壁を超えたゲームデザインや、より多くの人が参加しやすいシンプルで魅力的なゲームの開発に力を入れています。

独自のゲームデザイン哲学

スイタ氏のゲーム制作の根底には、「今までにない体験を提供する」という視点がある。

例えば、音声入力を活用したゲームや、視覚を使わずに遊ぶゲームなど、従来のボードゲームの枠を超えたアイデアを積極的に取り入れている。

開発中の画像

また、漫画制作の経験から培った「ストーリー性のあるゲームデザイン」にもこだわりがあり、キャラクターや世界観を軸にしたシリーズ展開にも意欲的。

ボードゲームを単体のプロダクトとしてではなく、絵本やアニメーションなど、他のメディアとも融合させる可能性を模索している。

スイタ氏の魅力

スイタ氏の魅力は、ボードゲームを単なる「遊び」としてではなく、社会的な影響力を持つツールとして捉えている点にある。独創的な発想で新たなゲーム体験を生み出しつつ、ゲームを通じた人と人とのつながりや社会貢献にも目を向けている。

また、ボードゲーム愛を持ちながらも、それに固執せず、ビジネスや教育、国際交流など、多角的な視点で業界を見つめている点も特徴的。市場のニーズを捉えながら、新たな可能性を追求し続ける姿勢は、多くのクリエイターにとって刺激となる。

今後もスイタ氏の活動は、ボードゲームの枠を超え、より多くの人々に新たな価値を提供し続けていくことだろう。

スイタ氏

Avignon Games
ゲームデザイナー

横瀬町官民連携プラットフォーム「よこらぼ」(埼玉県秩父郡横瀬町、横瀬町長:富田能成)と提携し、「ボードゲームを用いたコミュニケーション研修の実施とその効果の検証」を行う傍ら、ヒューマンキャンパス高等学校(秋葉原校)にてアナログゲーム制作講師を務めています。

▶代表作:「ソノトキボクハ」
◆amazon新着ボードゲームランキング5位にランクイン。
◆2023年4月より埼玉県秩父郡横瀬町小学校,中学校にて導入を開始
◆Board GameJapanカップ審査員特別賞受賞

経歴・実績
2022 年
LIFULL主催「ボードゲーム交流会vol.2 人生すごろくを作ろう!」
立命館守山高等学校にてゲスト講師を担当

2023 年
横瀬町役場様向けに、お互いの業務,性格上の得意不得意を発見できるボードゲーム「toraete」を使った研修
田村市様主催「遊び終わったら常葉町がわかるゲームづくりワークショップ」講師担当
一棟貸しブランドteihaku秩父にて謎解きプランの制作

2022 年 10月
遊んだ後も会話がはずむボードゲーム「ソノトキボクハ」を販売開始
「ソノトキボクハ」が、amazon新着ボードゲームランキング5位にランクイン

2023 年 4月
「ソノトキボクハ」が、埼玉県秩父郡横瀬町小学校,中学校にて導入を開始
「ソノトキボクハ」が、Board GameJapanカップ審査員特別賞受賞

2024 年 5月
自社ゲーム『ソノトキボクハ』が、秩父地域の木材を利活用したテーブルになり、テーブルが埼玉県横瀬町様のふるさと納税の返礼品に

2024 年 7月
株式会社LIFULL様に対して、チームビルでキング研修を行いました

2024 年 9月
イトーキ労働組合様へボードゲームを用いた研修を行いました

2024 年 11月
謎を解けないと着れないアパレルブランド『トキキル』とゲームをしないボードゲーム会『ボドトーーク』のコラボ謎を担当

※この原稿は録音をAI文字起こし・AI要約によるものです。

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石川 武志

一般社団法人 渋谷あそびば制作委員会 理事 / 超内会長・404 Not Found プロデューサー

石川 武志

デザイン専門学校入学、卒業後、同校で18年の教員経験。その後、ゲーム会社への転職9年目。現在スタジオマネージャー。アートイベントプロデュースや404NotFoundプロデューサーとして東京、大阪2拠点生活中。多様な経験からとりあえずやってみる精神で何事もチャレンジし続けている。

石川武志note


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